前回、簡単な感じで不調なメキシカンピンギの様子と原因について記事にしてみました。
不調になったメキシカンピンギについて書いているサイトがあるようでなかったのでもう少し続けて書いてみようかなと思います。前回と重なる部分がいくつかあります。
今回は メキシカンピンギが溶けた という話しについて書いていきます。
実際どうなのでしょうか?溶けるというのは比喩的表現なのか、本当に溶けるのか?
ケース1 根元から柔らかくなってゆっくり褐色が広がり溶けるように消えた(腐った)
断言はできませんが細菌的なものかなとも思います。メキシカンピンギの代表的な死因かな?エセリアナとかこんな感じで根元や芯から消えますよね。初期症状として赤褐色の斑点が葉に出たりしていませんでしたか?パッと見では見えない葉の裏側に出ていたりします。それより前の症状として普段よりなんか若干萎びれてるなとか粘液出ないな?みたいな時に引き抜いて確かめると根が腐っていたり赤くなっていたりします。気がつくのが遅れると葉挿しもできないので、普段から定期的に葉挿しする習慣を身につけておくと安全です。そういえば多肉植物のエケベリアとかハオルチアでも起きますよね?
ケース2 一晩で消えた(溶けるようになくなったけど黒い残り滓みたいなものあり)
夏場とか、高温だと起きますね。細菌なのか?カビなのか?葉っぱが薄い系で起こりやすい気がします。自分の環境では夏場に雪蛍を導入するとよく起きます。性懲りもなく4回ほどやりました。原因とか詳しくわかる方教えてほしいです。
ケース3 溶けた(ゼリー状?)
こちらはメキシカンピンギというより難しいピンギで起こるようです。目撃情報しか聞いたことがないです。こちらも詳しくわかる方教えてほしいです。
ケース4 水を上からかけたら数日後に溶けた(腐った)
こちらはケース1の別バージョンみたいな感じですね。かけた水は綺麗でしたか?熱帯夜とか続いていたのではありませんか?かけた水は液肥ではありませんか?数日間無風ではありませんか?自分は腰水の水をかけた・夏場の熱帯夜が続くタイミングに上から水をかけた・真夏に液肥をかけた・夏場にほぼ密閉のケースに閉じ込めたまま上から水かけた等を複合的にやりました。たまに腐ります。上から水をかけただけで簡単に腐るメキシカンピンギはあまりいないかなとも思います。かけた水から菌などが悪さしない限り腐ることはないでしょう。ただ条件が重なると腐りやすくなるのかなと思います。栽培が難しい奴とか繊細なのかもしれません。
〜まとめ〜
メキシカンピンギを栽培していくなかで溶かす(腐らせる)ことは割と多いかなと思います。ケース1の場合は根腐れから起こることが多くメキシカンピンギは用土を過湿にさせない水加減が大切と言われる一因でしょう。しかしだからといって水分控えめの水やりをと考えると慣れていないと控えすぎて根が枯れます。枯れた根は細菌やらカビやらの温床になるのと枯れた根の周りは結局過湿になるので同じ原因で枯れます。自分は栽培を始めたての頃に水やりを控えすぎて枯らしました。慣れないうちは経験だと思って腰水から始めて葉挿しのタイミングやら一年間の様子観察やらに慣れてみるのも良いかもしれません。
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