はじめに
食虫植物というジャンルで肥料が必要とされているものの代表として、球根ドロセラがあると思います。現地のオーストラリアの自生地はカンガルーの糞がそこかしこにあるということから球根ドロセラは肥料分が必要または肥料分に耐えられるのは明らかです。
他の食虫植物では、サラセニアは幼苗の時に薄い肥料を与えると成長が促されるという話があります。捕虫葉がしっかり成長したサラセニアの捕虫能力を知ると肥料がいらないくらい捕虫しているのがわかります。
食虫植物は土壌の栄養は少なくてもよいけれども、捕虫葉からの栄養摂取については貪欲なのではないでしょうか?
と書いてみましたが
この記事は何で大きな株で売ってる生産業者さんがいるのにうちのメキシカンピンギは小さいままなの?という愚痴をこぼしまくった記事です。
結論として 入れる量と入れた後の管理は未検証だけどマグァンプK入れるのはどうだろう?という話しです。
どなたか実験してみたい人はいませんかねぇ?
本題
メキシカンピンギについて考えていきます。メキシカンピンギを理解する上で彼らが山に生える植物だという事を知っておいたほうがいいでしょう。低地より涼しい山の環境で、だいたいの種類が育っています。
あとはCAM型光合成をするらしいという点。
CAM型光合成は少し特殊な光合成で他の光合成より効率がやや落ちることを知っていると良いかもしれません。自分としてはメキシカンピンギ全てがCAM型光合成をしているのかな?と疑問なのですが……
だいたいの種類が低地より涼しい環境で育っていて、やや効率が落ちる光合成をする種類も居ると覚えていてもらえれば良いです。
なのでメキシカンピンギを育ててる人の住環境(栽培環境)では、野に咲く花よりも育ちにくいのはしょうがないと思います。
メキシカンピンギを育てているとそのうちサイズが小さくなっていくという話しがあります。
なので、肥料を!と言いたいのですが、メキシカンピンギ(ピンギ全般?)は表面の用土や根元の用土が劣化(アオミドロだらけになったり有機物が腐敗したり)すると根が弱り、枯れたり腐ったりするリスクが高いです。ミズゴケ植えで肥料をやるものならすぐにアオミドロが付きます。
しかし、肥料をやってみたくなるのも人というもの
なので、自分が試そうじゃないか!と思いましてマグァンプKを買ってきました。実験のレギュレーションについてはメキシカンピンギに肥料は必要か2 にて!
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